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巻き寿司千人いっせい丸かぶりイベントー大阪天満宮の節分

2月3日は千人で巻き寿司を丸かぶり!

そんな大阪天満宮のイベント会場にはこんなふわふわ風船も。

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どんなイベントか

このイベントは前の記事に書いたように、ご祈祷済みのありがたーい巻き寿司を無料でいただけるんですが、必ず会場で丸かぶりをしなければなりません。

「千人で」まるかぶりするイベントなのに、持ち帰られては人数が減ってしまいます!だから、持ち帰らずに、会場で食べることが前提です。

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 持ち帰れなくても、無料で食べられることには変わりありませんから、大人気。長蛇の列に並ぶことに覚悟しなければなりません。

 無料巻き寿司を手に入れるタイムスケジュール

2月3日が平日なら10:00~10:20のあいだに並ぶのがベスト。

(2017年の2月3日は平日でした。2月3日が土日祝なら、9時ごろ目指すのがおすすめです)

整理券配布は10:30となっていますが、もっともっと早くから列ができるとの情報があり、私たちは開門の9時ごろを目標にしていました。しかし、結局、商店街で子どもが欲しいというたい焼きを買ったり、のらりくらりと来てしまい、大阪天満宮に到着したのは10:05頃。正門から入り、ひとまず手を清めてお参りをすませてから列を探してみると…お参りをした付近に列はたくさんありました。しかし、どの最後尾に行っても、これは丸かぶりの無料配布の巻き寿司の列ではありませんよ(海苔とか巻き寿司の販売とかの列)と言われる。ではどこに…と聞くと、もっとあっちと。

結局、正門と反対の裏側の入り口付近(繁昌亭の方)が最後尾。行列に並んだのは10:15くらい。その時ですでに800人ほど。どんどんつめて抜かそうという人がいたので、係員さんが「あと残り200人ほどの枠があるので、この辺りに並んでいる方は確実にもらえます。安心してください。」とおっしゃっていました。10:30すぎに慌てて列の後ろに走っていく人たちが何人かいたので、整理券配布開始時間の10:30くらいでもぎりぎりもらえたのかもしれません。

しかし、これは、平日の話。2018年2019年の2月3日は平日ではなかったはず。この感覚でいくと、遅かった…ということになるかもしれません。

整理券配布開始は10:30~ですが、前に800人もいるので、なかなか順番が回ってこず、結局10:45ごろに整理券を手に入れました。

係員さんたちの一番最後にいる福娘さんからも整理券をもらえますが、ほとんどの人が手前の係員の男性からもらってしまって、係員さんたちの手元にはそれぞれあと一枚、二枚といった状態なのに、福娘さんは大量の券を抱えていました。綺麗な福娘さんからもらいたい気持ちより、みんな、長く並んだから、早く整理券を手に入れたい気持ちの方が強かったのでしょう。

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実際の整理券はこんな感じ。

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 整理券と巻き寿司の交換の時間の11:40まで1時間くらいあるので、海苔を買いに行こうかとも思いましたが、海苔の販売の方もまだまだ行列ができていたので、裏側の門からでて、繁昌亭の前を散策してみることにしました。裏側の出入口はこんな感じの普通の鳥居です。

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 この写真の鳥居の入り口入って左奥が、丸かぶり用無料巻き寿司整理券の列の最後尾でした。ぎりぎりの時間に駆け込むなら、こちらから入られた方が最後尾に近いのでいいかもしれません。神社の行事ですから、いったん正門にまわって手を清め、お参りしてからが、本来ですが…。

落語は未就学児は見られないそうなので、右側手前にある、顔を出して記念撮影する板で写真を撮ろうかな思ったら、その奥になにやら人の出入りが。

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 ひっそりとした入り口ですが、休憩所のようです。勝手を知る人たちがすーっと入っていくその瞬間、中をうかがうと、パンなどの自動販売機らしきものが見え、椅子とテーブルに座ってジュースを飲んだりしながら休憩されている方々が大勢いらっしゃいました。

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 自分が見る落語がはじまるまでの休憩所のようですが、今日は整理券を持った人たちも入っていき、満席の様子。私たちは入らず、また、裏手の門をくぐって整理券を手に入れるために並んだ場所に行くと、行列ができていました。11:40~整理券と巻き寿司を交換となっていますが、なぜか実際はそれよりずいぶん早くから巻き寿司交換の列はできているようだったので、まだ11:30頃でしたが、列に加わることにしました。11:40になる前から列がすすんで、12時前にやっと整理券と巻き寿司を交換したんですが、なんと丁寧な!手を拭くためのおしぼりとパックのお茶も一緒に袋に入ってるんです。巻き寿司もしっかりとした巻き寿司一本。こんな感じです。

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イベント開始

巻き寿司と交換した人から張られた縄の中の会場へ入っていきます。ステージの前はすでに人がいっぱい。ステージがあまり見えません。一番前で見たい人は、整理券をもらったら、すぐに巻き寿司交換の列に並んだ方がいいと思います。

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このステージには、司会者2名と繁昌亭からの女性の落語家とかわいい福娘さん2人。ステージむかって右側に取材陣がいます。小さな子がいる人は、テレビに映りやすいように右側へ行くよう促されますが、いったん、前の方につめたら、後ろからどんどん人がくるので、動けません。テレビに映りたい方は巻き寿司を交換したらすぐにステージの右側へ行っておく方がいいです。

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 神主さんたちが儀式があり、いよいよさあ、かぶりつくという時、司会者たちに準備を促され、恵方を向くように言われます。

 2017年の恵方は北北西だそうです。

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 ステージと逆の方。みんなステージに背をむけて食べる感じ。

巻き寿司はいろんな種類の具材がたくさん入っていて、ちょうどいい大きさ。全部食べると満腹になりました。

食べ終わると、会場出口でゴミを回収してくれます。巻き寿司の空パックひとつと交換で3色ボールペンを一本いただきました。

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 イベント後

 イベントが終わり、人が会場から出た後になって、ああ、ここに笹と縄でかこい、会場をつくっていたんだなと気付きました。正門側から撮影した写真で、正面が本殿。この左側手前の空間がイベント会場です。右側はお守りなどを販売したり、結婚式の受付をしたりするところです。

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こんな狭い空間によく千人もいたもんだなぁ。

左奥の方に、海苔を販売しているテントがあり、イベント後、列がなくなっていたので、買いに行くと、売り切れ直前くらいでしたが買えました。

かわいい福娘さんとの写真撮影は延々と続いていたので、福娘さんと一緒に写真を撮りたい人は早めにアタックしておく方がよいでしょう。

節分の厄除け祈祷が午後3時からありますが、丸かぶりイベント終了から2時間以上あるので、悩むところです。私たちは、帰ることにしました。

海苔の販売や厄除けのことについてはこちら↓の記事に詳しく書いています。

shimausj.hatenadiary.com

帰る前にせっかくだから、あちこち見てまわっていると、できたばかりのような綺麗な小さな建物がありました。
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平成26年に、井戸水用の新しい祠(ほこら)ができたようです。

正門の横にある小さな門(恵比寿門)に恵比寿さんの石像もできていました。

門の外側にこんなお祭りの暦がありました。

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次はどのお祭りに行こうか…

日本の三大祭りのひとつ、天神祭りは外せない!毎年、見に行っています。

その前にもたくさんお祭りがあるんだなと、今更ながら気付きました。

予定が合えば、みなさんも、ぜひ。