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天王寺公園のボーネルンド「プレイヴィル 」ー外と内がつながった子どもの遊び場

天王寺公園にある子どもの遊び場ボーネルンドは「キドキド」ではありません。

屋内で遊べるゾーンだけでなく、屋外ゾーンもある「プレイヴィル」です。

屋内ゾーンと屋外ゾーンの間に土間のような「表現遊びコーナー」もあり、屋外遊びと室内遊びがつながり融合する新しい遊び場です。

今回はその遊び場を紹介します。

目次

利用する前に知っておきたいこと

対象年齢

6カ月~12 歳(室内エリアの一部に1歳半までの子どもしか遊べないコーナーがあり、赤ちゃんも安心して遊べます。授乳室もオムツ交換台もあります。)

場所

JR・地下鉄「天王寺駅」近くの天王寺公園内にできた「てんしば」エリアにあります。

芝生だけでなく、おしゃれな店舗がそろっているので子連れだけでなく、若者も楽しめそうです。

エリアマップ | 天王寺公園エントランスエリア“てんしば”

営業日時

9:00〜19:00(18:30 最終受付) 

※冬季期間(11月~2月)は9:00~18:00(17:30 最終受付)

休日は不定休となっているので、ホームページか電話( 06-6777-9889)で確認してから行くことをお勧めします。

屋外あそび場・プレイヴィル|公園にできた新しいあそび場

この上をクリックするとプレイヴィルのページが表示されます。そのページの下の方に表示されている「団体予約カレンダー」を見て確認することができます。お店が休みの日はカレンダーに「休店日」と記載されています。このカレンダーで団体予約状況も見ることができるので、団体さんたちが来られる日時がわかり、その時間をさけることもできます。どの日にどんなワークショップがあるのかも、わかるようになっています。

料金

時間制ではありません。1日ゆっくりと楽しめるお得な設定です。
【1日券】親子 1 組(保護者 1 名+子ども 1 名)1,500 円(時間無制限)
(追加料金:子ども 1 人 1,000 円、保護者 1 人 500 円)
【1 カ月パス】親子 (保護者 1 人+子ども 1 人)4,800 円
(追加料金:子ども 1 人 3,500 円)

※春休みの土日祝など、混雑する日は料金体系がかわるようです。

下の写真を参考に。

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実際にこの写真の期間に行ってみたんですが、時間制限はあるものの、人数制限されているので、ほどよい込み具合。快適にどの遊びも楽しめるし、通常料金より安いし、試しに入ってみようという方にはおすすめです。

どの部のチケットも開店時刻の9時から購入できるので、2部3部の時間帯に利用しようという方も、早めに行ってチケットだけ先に購入しておいた方が無難です。

建物に入る前にベビーカー置き場へ

ベビーカー置き場は建物の外の軒下にあります。そこにボーネルンドが用意してあるワイヤーの自転車のカギのようなものが多数あるので、それで施錠して置いておけます。スペースは充分にあるのですが、人数制限のない日は恐らく鍵が足りなくなるので、持参しておくと安心です。

チケット発券機

建物に入ってすぐ右手に入場チケット発券機があります。その発券機でその日のワークショップ(風車をつくる・フィンガーペインティングなど)の参加チケットも購入できます。参加チケットは後からでも購入できますが、先着順のため、一緒に購入しておくことをおすすめします。

ワークショップ

ワークショップの内容は日によって違います。発券機のすぐそばに受付があるので、受付にいるスタッフにその日のワークショップの内容を聞いてから、券売機で買うとよいでしょう。参加費は0円の時もあれば、1000円の時もあります。でも、だいたいほとんど500円くらいのようです。

「営業日時」の項目で書いたように、ホームページ

https://www.bornelund.co.jp/playground/playville

の「団体予約カレンダー」からも、いつどんなワークショップが行われる予定か確認できます。

「等身大なぞってぬりえ」など、表示されているワークショップの名前をクリックすると費用や時間、対象年齢(2歳頃から参加できるものもあります)、内容が表示されます。

ワークショップの様子を見たい方は「団体予約カレンダー」よりも上の方に表示されている「ワークショップ情報」の画像をクリックすると、プレイヴィルのブログが表示され、様々なワークショップの画像を見ることができます。

↓こんなワークショップもあったようです。

www.bornelund.co.jp

リストバンドで出入り自由

受付で発券機で購入したチケットとリストバンドを交換し、親子とも腕につけます。

このリストバンドをしていれば、親子そろってなら入退場自由です。(子どもを残していくことはできません)お昼ごはんを食べに行き、戻って来ることもできるので、丸一日楽しめます。(プレイヴィル内では、お菓子を含め一切食べることはできません。飲み物は座って飲むことはできます)

ロッカーや下駄箱・ショップ

受付の左手はボーネルンドのおもちゃが買えるショップコーナー、受付の右手は荷物を預ける無料ロッカー(靴をはいたまま利用)となっています。

受付を済ますと、つい、正面の下駄箱へ向かってしまいますが、まず右手にあるロッカーへ荷物を預けましょう。ロッカーはたくさんあるのですが、どれも小さいため、ロッカーの上に置いている方もいました。

ロッカーの裏手に土間ような空間、表現遊びコーナーがあります。靴をはいたまま遊べます。屋外遊びは表現遊びコーナーを抜けたその先。

正面の室内遊びからはじめる場合、靴を脱がないといけないので、下駄箱を利用します。同じような靴がたくさんあるから、他の子が間違えて履いて帰ってしまわないかという心配がある場合、下駄箱がいっぱいの場合でも、上にビニール袋が置いてあるので、その袋に靴を入れて持ち歩けます。

ショップは帰りに立ち寄りやすい位置にあり、見てるだけで楽しい空間です。

屋外遊び

滑り台と子どもの家

子どもの木のおうちがあり、秘密基地のよう。

活発な子どもは真っ先にこの空間を目指して走っていきます。

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ここにパカポコ(ぽっくり)もありました。

<ボーネルンド> パカポコ 黄

<ボーネルンド> パカポコ 黄

 

椅子まで凝っています。

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おままごと空間

キッチンセットもそろっています。

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本格的なカマド!

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網のブランコ

大きなブランコ!!小さな子なら2・3人乗っても大丈夫。

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砂場

 この砂場の横に長靴がたくさんあるので、長靴に履き替えて靴が汚れるのも気にせず遊べます。スコップもバケツも完備!お水だって井戸水を出すみたいに出せます。

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シャボン玉

終了時刻が近づいたら、スタッフのお兄さんがシャボン玉を吹いて、遊具遊びから子どもたちの気持ちを引き離してくれました。※毎回あるかどうかは不明です。

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屋外遊びと室内遊びの間の土間のような空間、表現遊びコーナー

手洗い場とトイレとワークショップ

外遊びから戻ってきたら、この空間。ここは靴のままでOK。ちょっとひと休みすることができます。

下の写真のゾウの絵の横にペットボトルや缶のゴミ箱が見えていますが、この奥に自動販売機があります。

トイレと手洗いコーナーの間に身長計があり、子どもの成長を見ることができます。

ワークショップはこの写真の左側に続く大きな机といすがある空間で行われます。ワークショップの予定もこの空間のボードにあります。

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ゲームコーナー

上の写真の下の方に見えているのは、魚釣り遊びコーナー。あまり人がいないので、のんびり遊べます。

ちょっと頭を使うゲームも机に置かれていました。

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小学生向けです。小さな子どもは大人と一緒に。幼児さんはルールを理解しているのかしてないのかよくわかりませんが、見たことがないおもちゃに触れて楽しそうでした。

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秘密基地&英語絵本

真ん中に秘密基地のようなものがあり、この中の階段を上って遊び楽しそうでした。

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この木の遊び場のまわりには英語の絵本があります。難しいゲームができない小さな子どもには読み聞かせをしてあげてもいいかも。

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泥遊び

この土間のような空間なら、雨の日だって泥遊びができる!

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泥と水と抜型、作業台が用意されていて、泥遊びを楽しめます。手洗い場がすぐそばにあるから、すぐに手を洗って他の遊びもできます。

ガラスに絵の具でお絵かき

プレイヴィルで一番有名なのがこの遊び。

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スモッグやエプロンがあるから、安心です。ガラスに絵を描くなんて体験、ここでしかできないでしょう。おうちでしたら絶対叱られます!

お絵かきコーナー

普通の大きな紙にも思いっきり描けます。下に何枚も紙があるので、どんどん新しい紙にかけます。

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屋内遊び場

屋内の遊び場はキドキドと似ています。

ボールプールとロッククライミング

ボールプールに大きな柔らかいサイコロなどが入っていたり、ロッククライミングの真似事ができるものが壁についていたり、いろんな仕掛けがあります。

写真正面の大きな柱の穴にボールを入れると、内部の下にある音が出るものに当たり綺麗な音を出してボールが出てきます。

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ボールプールの横、受付正面のギアの空間にはおもちゃがたくさん。

音が出るおもちゃ

ボールが転がり落ちると綺麗な音がして、子どもが夢中になっていました。

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 民族楽器のような、箱の上に座って、足を開いて箱を叩くような楽器があるかと思えば、馴染みのあるこんなおもちゃも。

ボーネルンドオリジナル (BorneLund Original) おさかなシロフォン黄 BZ8000Y

ボーネルンドオリジナル (BorneLund Original) おさかなシロフォン黄 BZ8000Y

 
組み立てるおもちゃ

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 大人も夢中になって、いろんな形を作ろうと頑張ってしまいます。

サイバーホイールとスポンジブロック

子どもが喜ぶのはやっぱり体をつかった遊び。

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スポンジブロックを並べて忍者のように上を走る子も。このコーナーにもロッククライミングのような遊びができる仕掛けが壁にあります。

18ヵ月(1歳半)までの赤ちゃんコーナー

そんなアクティブな遊びまだまだできないわーという小さな子も大丈夫。

18ヵ月(1歳半)までの赤ちゃんコーナーがあり、ハイハイの赤ちゃんも安心して遊べます。そこに小さなボールプールや滑り台もあり、

ジョイトーイ (Joy Toy) ルーピング ウーギー JT1520

ジョイトーイ (Joy Toy) ルーピング ウーギー JT1520

 

 こういうボーネルンドの赤ちゃん向けおもちゃもたくさん。あまりに楽しそうな空間なので、対象年齢をすぎた幼児も入って遊びたそうでした。でも、しっかり年齢表示がされているので、間違って入ることもありませんし、仕切りがあり、そこにサイバーホイールなどで遊ぶ子供を監視する保護者たちがしっかり座っているので、大きな子どもたちが誤ってサイバーホイールごと乱入してくる心配もありません。すぐそばに授乳室もオムツ交換台もあります。

この空間で、時々、赤ちゃん向けのイベントもされるようですが、ホームページの「団体予約カレンダー」には表示されていません。下のブログで告知されているようです。

www.bornelund.co.jp

パラバルーン

サイバーホイールとスポンジブロックのコーナーで、こんな遊びも。

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これなら、ヨチヨチ歩きの子も楽しめます。

突然、スタッフのお兄さんがパラバルーンを持って現れ、バサー!(常にしているわけではなさそうです)みんなに指示を出しながら、パラバルーンを持ち上げたり、下げたりします。スタッフのお兄さんの話を聞いて、みんなで中に入ったり出たり。

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連帯感が生まれて楽しそうでした。これはいつもあるかどうか不明です。時々、サプライズで面白いものを出して楽しませてくれるのかもしれません。

おすすめコース

屋外遊び➡表現遊びコーナー➡室内遊び

室内遊びは基本的に混んでいます。それにあちこちにあるボーネルンドの遊び場「キドキド」でも似たような遊びができるので、余った時間使うという感覚でいた方がよいでしょう。

意外と表現遊びコーナーは空いていました。

まず、屋外遊びをしていて混んできたり、疲れたら表現遊びコーナーでいったん休憩をして、アートに取り組む。また、屋外が空いてきたら、屋外で遊ぶ。これを繰り返して、最後、室内遊びがおすすめです。

屋外遊びは雨の日はできません。次、遊びに来た日が雨だったら遊べないのです。

だから、晴れの日は屋外遊びを優先して、表現遊びコーナーも楽しむ方が、より多くの体験ができそうです。

せっかくのプレイヴィル、ここでしかできない体験をめいいっぱい楽しんでください。